「あと一歩届かなかった…」
「フェイクに引っかかって簡単に抜かれた…」
1on1のディフェンスでこんな悔しい経験、ありませんか?
実はその原因、多くの場合は構えの姿勢にあります。
今回は、1on1で相手に負けないための「正しいディフェンス姿勢」の作り方を分かりやすく解説します。
■ なぜディフェンス姿勢が1on1に重要なのか?
オフェンスと1対1で向き合った時、ディフェンス側に必要なのは
素早い反応力、バランス、そしてコースを限定する技術です。
これらは、すべて「正しい姿勢」から生まれます。
姿勢が崩れていると…
- 一瞬のフェイクに反応が遅れる
- 動き出しがワンテンポ遅れる
- シュートチェックが間に合わない
逆に、正しい姿勢で構えるだけで、相手にプレッシャーを与えられるようになります。
■ 1on1で勝てるディフェンス姿勢の作り方【基本5ステップ】
① 膝を軽く曲がり、重心を下がっている
→ 動き出しの一歩がスムーズに!股関節を曲げるイメージを持つ
② 背筋を伸ばし、目線は相手の胸 or お腹へ
→ フェイクに引っかかりにくくなる!
③ 足は肩幅よりやや広め、つま先は軽く外向き
→ サイドへの動きがしやすくなる!
④ 両手を広げてパスコース&ドライブコースを制限
→ 相手に“圧”をかけられる!
⑤ 体重は足裏の中央〜かかと寄りに
→ 前のめりにならず、姿勢が崩れにくい!
■ よくある失敗パターンと対処法
NG姿勢 | 問題点 | 修正ポイント |
---|---|---|
前のめりで顔が下を向く | 相手に簡単に抜かれる | 目線を上げ、胸を見る |
膝が伸びきっている | 反応が遅れる | 膝を軽く曲げる |
手が下がっている | パス・ドライブを止められない | 手を広げて圧をかける |
■ 練習法:リアクションステップ+姿勢キープ
- パートナーと向き合い、3秒間ディフェンス姿勢をキープ
- 合図でサイドステップ(左or右)→即座に戻る
- 姿勢を崩さずに3往復キープできたらOK!
日々このような反復練習を積み重ねることで、「構える姿勢」が自然と身体に染み込み、試合でも瞬時に反応できるようになります。
■ まとめ:1on1の勝敗は「構え」で決まる!
どんなに脚力やスピードがあっても、構えの姿勢ができていなければ意味がありません。
シュートを止めたい、1on1で勝ちたいという選手こそ、「正しいディフェンス姿勢」から始めてみましょう!
🔜 次回予告
次回は「相手との“間合い”を制する!守れる距離感の作り方」をお届けします。